ゆきふぉーのブログ

札幌から群馬に移住して数年。2021年 9月30日に捨て猫を保護し、そのまま飼い猫にしました。ダイエットは絶賛挫折中…

わたなべぽん著 「自分を好きになりたい。」を読んで

今週のお題「読書の秋」

以前より、わたなべぽんさんのファンで、おおよそ出版されている本は読んだと思うくらい大好きな作家さんです。

 

きっかけはダイエット本でした。

f:id:yukiho2451:20181121201921j:plain


 

【合本版】スリム美人の生活習慣を真似したら 1年間で30キロ痩せました 絶対痩せる2冊組!

読みやすいイラスト、共感しやすい内容。

ご本人が、どのような形で減量を成功させたのか、とてもわかりやすく、自分も頑張ろうとモチベを上げるキッカケとなる本の一冊でした。

 

今回の新作、「自分を好きになりたい。」は、自己肯定感の低い私の「あるある」でした。

自分に自信がもてなかったり、自分を愛するって何?という、そんな私の心に優しく寄り添ってくれる一冊です。

 

自分を好きになりたい。 自己肯定感を上げるためにやってみたこと

※以下・重い話です※

私を産んだせいで母が心臓病になり、私も2歳の頃に川崎病という、当時、生きるか死ぬかの大病を患ったこともあって(現在は特効薬がありますよね)、私も心臓病という後遺症になり、お互い、入・退院の繰り返しで、あまり母親と一緒に過ごした記憶がありません。

一緒にいるときは、出産が、いかに大変だったか。お前を産んだから、こんなに病弱になったんだ・・・・と愚痴を聞かされる毎日。

幼心に、出産=恐ろしいもの。

自分は産まれてきてはいけなかったんだ、とインプットされました。

 

母は母なりに頑張ってくれていましたが、家の中が片付いていなく、料理も、あまり…ほとんどしない感じでした。

元気な時は、パチンコに通いつめ、もしくは飲みにいく、友達と遊ぶ、それ以外は常に寝てる感じ。

 

私が初めて覚えた料理がインスタントラーメン(袋タイプ)です。

小学校低学年くらいの頃だったと思いますが、母が外で遊びたいから、自分で作れるようになれと教えてもらいました。

ある意味、自分で料理ができるようになるのは良いことなのですが、常に側にいてくれるならともかく、大体一人だったので、刃物でケガをして、今も消えない傷が腕にあります。

 

私がある程度大人になって、急遽入院し、手術が必要となったときも

母はパチンコで来られず、仕事中の父親が呼ばれるようなこともありました。

 

そんなこんなで、私は母親を好きになれず、許せない思いがあるのだと思います。

頭では、母なりに優しい一面も覚えてるし、仕方ないと割り切っているつもりですが。

 

心のどこかでは、あんな育て方はされたくなかった、と許せない気持ちがあり、絶対に出産はしたくないという恐怖心もあります。

今の彼は、子供を欲しがっていて、私の気持ちも伝えてありますが、彼の気持ちを考えると申し訳なくて…。

 

この本を読むと、母親(父親なり、育ててくれた方)との関係などで、自己肯定感をもてなくなってしまった人が、自分を大事にできたり、自分を愛せるようになれるようになる一助となるんじゃないかと思います。

人によっては、そんなことで?と思うような事でも、受け取り手は様々なので、心に苦しい思いを抱えている人が、少しでも楽に、心の傷から開放されるといいな。

 

私も、少しずつ、自分の中にある嫌な思いを克服して、母親を許せたら。

その時は、もしかしたら子供を産む覚悟もできるのかもしれません。

ただ、年齢的にどうなんだっていう問題もあるんですが( ;∀;)

 

その時は、その時で、そんな自分を許せる私でありたいと思います♡

 

いつか、心から母親に「ありがとう、愛してる」と言える私になれますように。